Pythonを勉強したり、コードを書いたりしていると、気づけば画面がこんな状態になっていました。
- ブラウザのタブが大量に開いている
- VS Code、ターミナル、メモが同時に並ぶ
- Alt + Tabを押しても、目的の画面にたどり着けない
エラーを調べているうちに別の記事を開き、「何を解決しようとしていたのか」を思い出すところから再開する。
Python初心者の頃、この状態がいちばん疲れました。
そんなときに使い始めたのが、Windowsの仮想デスクトップです。
この記事では、特別なツールや難しい設定を使わずに、Python作業が少し落ち着いた、その使い方と考え方をまとめています。
「効率化」というより、迷子にならないための工夫の話です。
仮想デスクトップとは?(ざっくり)
仮想デスクトップは、作業用の画面を複数持てるWindows標準の機能です。
- モニターを増やすわけではない
- アプリを閉じなくていい
- 作業の種類ごとに画面を分けられる
感覚としては、
「机を増やす」というより
「机の引き出しを分ける」に近いです。
仮想デスクトップと2画面の違い
よく比較されるので、少し整理します。
2画面(マルチディスプレイ)
- 情報量が多い
- 一度にたくさん見える
- 慣れると強いが、初心者は疲れやすい
仮想デスクトップ
- 今必要なものだけ見える
- 画面が静か
- 作業の切り替えが明確
Pythonを始めたばかりの頃は、「見えすぎない」ほうが集中しやすいと感じました。
仮想デスクトップの作り方(最低限)
使い方はとてもシンプルです。
- Win + Tab を押す(タスクビュー)
- 画面上の 「新しいデスクトップ」 をクリック
- Win + Ctrl + ← / → で切り替え
最初は 2つ作るだけで十分でした。
私の使い分け(Python作業の実例)
実際に効果を感じたのは、用途ごとに画面を固定したことです。
デスクトップ①:Python開発用
- VS Code
- ターミナル
- 仮想環境(venv)
書く・実行するだけの場所。
余計な情報を置かないようにしています。
デスクトップ②:調べ物・エラー対応
- ブラウザ
- 公式ドキュメント
- QiitaやStack Overflow
エラー文を貼って検索したり、寄り道してもOKな場所です。
デスクトップ③:ブログ・メモ
- WordPress
- Markdownメモ
- 下書きや構成案
文章を書く作業だけに集中できます。
番外:仮想デスクトップごとに壁紙を変えてみた
使い続けているうちに、「画面は分かれているけれど、見た目が同じだと少し迷うな」と感じるようになりました。
そこで、仮想デスクトップごとに壁紙を変えてみたところ、いま自分が「どの居場所にいるのか」が一瞬で分かるようになりました。
Python開発用の画面は落ち着いた色、調べ物用は少し明るめ、文章を書く画面はやわらかい雰囲気。
切り替えた瞬間に「ここは書く場所」「ここは探す場所」と分かるだけで、思考の切り替えも自然になります。
効率化というより、迷子にならないための目印として、なかなか良い工夫でした。
Python初心者あるあると、仮想デスクトップ
仮想デスクトップが助けになったのは、こんな「あるある」が多かったからです。
- venvを作った場所が分からなくなる
- requirements.txt をどこで編集していたか忘れる
- チュートリアル記事を探し直す
- 「このコード、どの画面で書いたっけ?」となる
画面を分けることで、作業の流れごと残る感覚がありました。
「画面=今やっていること」が一致するだけで、かなり楽になります。
使ってみて感じた変化
実際に使い続けてみて、感じたことです。
- 作業の再開が早くなった
- アプリを閉じなくていい安心感がある
- 思考の切り替えがスムーズ
特に良かったのは、途中で中断しても迷子にならないこと。
Win + Ctrl → を押すだけで、
「ここまでやっていたな」と自然に思い出せます。
よくある疑問
再起動したら消えますか?
消えません。
開いていたアプリも、そのまま残ります。
何個まで作れますか?
実質的な制限はありません。
ただ、最初は 2〜3個がおすすめです。
PCは重くなりますか?
体感では変わりません。
アプリを増やしているのと同じなので、
普段の使い方と大差はありません。
実は最初、失敗しました
正直に言うと、最初は いきなりたくさん作って失敗しました。
- どこに何があるか分からない
- 逆に混乱する
- 結局使わなくなる
最終的に落ち着いたのは、2〜3個に絞ることでした。
向いていない人もいます
- 1つの作業しかしない人
- ショートカット操作が苦手な人
ただ、Python学習中に画面が散らかりがちな人には、一度試してみてほしい方法です。
まとめ|仮想デスクトップは「効率化」より「落ち着き」
- いきなり増やさなくていい
- 画面を分けると、思考も分かれる
- Python作業の「居場所」を作る感覚
ライブラリや環境構築の前に、作業環境を整えることも、学習の一部だと感じています。
焦らず、静かに。
そんな作業の助けになればうれしいです。
