Pythonを勉強し始めたものの、「で、結局なにが作れるようになるの?」と感じたことはありませんか。
この疑問は、とても自然なものです。
実際、多くの入門者が“文法は学んだけど、使い道が見えない”ところで立ち止まってしまいます。
この記事では、非エンジニアの方でもPythonで実際に作れる具体例を紹介します。
全部を作れる必要はありません。
「これなら使えそう」と思えるものがひとつ見つかれば、それで十分です。

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入力して計算できる「簡単なツール」
Pythonの学習を始めたばかりの頃は、まず基本的なスクリプトを作成することから始めましょう。例えば、次のようなシンプルなプログラムがあります。
Hello, World!
「まずは“動くものを自分で作れた”という体験を得ることが目的です。」
これは最も基本的なPythonプログラムで、Pythonの構文に慣れるための第一歩です。
print("Hello, World!")基本的な計算機
# 二つの数を入力
num1 = input("最初の数を入力してください: ")
num2 = input("次の数を入力してください: ")
# 数値に変換
num1 = float(num1)
num2 = float(num2)
# 足し算
result = num1 + num2
# 結果を表示
print("結果は: ", result)このような基本的な計算機プログラムを作ることで、ユーザー入力の処理や基本的な演算の方法を学ぶことができます。
遊びながら学べる「数字当てゲーム」
Pythonでは、テキストベースのゲームも簡単に作成できます。例えば、数字当てゲームを作成してみましょう。
数字当てゲーム
import random
number_to_guess = random.randint(1, 100)
guess = None
while guess != number_to_guess:
guess = int(input("1から100までの数字を当ててください: "))
if guess < number_to_guess:
print("もっと大きい数字です")
elif guess > number_to_guess:
print("もっと小さい数字です")
else:
print("正解です!")このゲームでは、乱数を生成し、ユーザーにその数字を当てさせることで、条件分岐やループ処理を学ぶことができます。
簡単なウェブスクレイピング
ウェブスクレイピングを使えば、インターネット上のデータを自動で収集することができます。PythonにはBeautifulSoupやrequestsといった強力なライブラリがあります。
BeautifulSoupを使ったウェブスクレイピング
import requests
from bs4 import BeautifulSoup
url = 'https://example.com'
response = requests.get(url)
soup = BeautifulSoup(response.text, 'html.parser')
# 例: タイトルを取得
title = soup.title.string
print("ページのタイトル: ", title)このスクリプトは、指定したウェブページのタイトルを取得するシンプルな例です。ウェブスクレイピングは、データ収集や分析に非常に便利です。
データ分析と可視化
Pythonはデータ分析の分野でも広く使われています。pandasやmatplotlibといったライブラリを使えば、データの処理や可視化が簡単に行えます。
pandasとmatplotlibを使ったデータ分析
import pandas as pd
import matplotlib.pyplot as plt
# サンプルデータを読み込む
data = pd.read_csv('sample_data.csv')
# データを表示
print(data.head())
# データを可視化
data.plot(kind='bar')
plt.show()このスクリプトでは、CSVファイルからデータを読み込み、それを棒グラフとして可視化しています。データ分析の基礎を学ぶために最適です。
Webアプリケーション
PythonのフレームワークであるFlaskを使えば、簡単なWebアプリケーションを作成できます。
Flaskを使ったWebアプリケーション
from flask import Flask
app = Flask(__name__)
@app.route('/')
def home():
return "Hello, Flask!"
if __name__ == '__main__':
app.run(debug=True)このシンプルなアプリケーションは、Flaskを使って「Hello, Flask!」というメッセージを表示するWebページを作成します。Web開発の基礎を学ぶための良い出発点です。
GUIアプリケーション
Pythonのtkinterライブラリを使えば、デスクトップアプリケーションも作成できます。
tkinterを使った簡単なGUIアプリケーション
import tkinter as tk
# ウィンドウの作成
window = tk.Tk()
window.title("簡単なGUIアプリ")
# ラベルの作成
label = tk.Label(window, text="Hello, Tkinter!")
label.pack()
# ウィンドウの表示
window.mainloop()このスクリプトは、シンプルなウィンドウに「Hello, Tkinter!」というメッセージを表示します。GUIアプリケーションの基礎を学ぶために役立ちます。
自動化スクリプト
Pythonを使えば、日常の作業を自動化するスクリプトを作成することもできます。
ファイル名の一括変更スクリプト
「毎回手作業でやっている面倒な作業を、1クリックで終わらせられます。」
import os
def rename_files(directory, prefix):
for count, filename in enumerate(os.listdir(directory)):
dst = f"{prefix}_{str(count)}.txt"
src = f"{directory}/{filename}"
dst = f"{directory}/{dst}"
# 名前を変更
os.rename(src, dst)
directory = "path/to/your/directory"
prefix = "new_name"
rename_files(directory, prefix)このスクリプトは、指定したディレクトリ内のファイル名を一括で変更します。
まとめ
ここで紹介したものを、すべて作れる必要はありません。
まずは「これなら自分の仕事で使えそう」と感じたものを1つ選び、コードを少しだけ自分用に書き換えてみてください。
